2014年6月27日金曜日

宇都宮の醸造所見学

今日、醸造所見学のお誘いがあり、会社をお休みして朝から宇都宮に行って来ました。

まずは、プレストンエール・ブルワリー。郊外のショッピングモールの中という、ちょっと面白い場所にあります。宇都宮駅から無料の送迎バスが出ています。

概ね1,500ℓぐらいの発酵タンク。仕込みは700ℓを2日に分けて実施するそうです。


一見、大きな施設に見えますが、色々と制限があるなかで色々と工夫をしながらやっているようでした。

種類によってはフィルターを使うこともあるそうです。


おまけは、入り口の小さいタンク


2件目は、商店街、オリオン通り近くにあるBLUE MAGIC


設備が充実しています。だいたい300ℓで仕込むそうです。



日本製の設備に加工を施してもらいって使っているそうです。

おまけは店内に吊るされたポケバイ(これについて聞くの忘れた!)


最後は、栃木マイクロブルワリー。BLUE MAGICからは徒歩で移動。



こちらは50ℓ仕込みで、週4回の仕込みとのこと。仕込み設備は、前の二つと比べて、だいぶ小規模になります。



前の二つと違い、円錐形でないフラットな底の発酵タンク。バルブがちょうど、ケグの上にくる高さになってたり色々と考えられてるんですね。


今回は、各醸造所にそれぞれ1〜2時間ほど滞在して、色んな話を伺うことができました。設備や醸造の話はもちろんのこと、業界の話や、具体的な数字の話なども、とても勉強になりました。どうもありがとうございました!

明日からも頑張らねば!

2014年6月19日木曜日

床の工事

今週は、床の工事をしています。こういうの↓でセメントをまぜまぜして、


砂利や鉄筋を置いて、


セメントを流していきます。





だいぶ床が出来てきました。






2014年6月13日金曜日

ビール関連の計算ツール

お店の工事は一旦お休みになっているので、会社でちょこちょこと作業などをしております。前回せっかくケグを買ったのにまだ使っていないので、強制カーボネーション(ケグにCO2ガスで圧力をかけて炭酸を溶け込ませる)のお勉強など。

溶け込む炭酸は、その時の温度と、ボンベから注入するCO2ガスの圧力によって決まります。また、ビールの種類によって、必要な炭酸の強さが異なります。

CO2ガスの圧力と、温度は、以下のようなチャートで表現されます。縦軸が温度(華氏)で横軸が、ガスボンベから注入するCO2の圧力(psi)、表中の値が、溶け込む炭酸の単位となります。



華氏とpsi(Pounds Per Square Inch)という単位もわかりづらいので摂氏とkg/cm2で計算できるよう、以下のよう計算ツールを作成しました。ガスボリュームは、ビールのスタイルに合わせて入力してください。


ついでに、こちらは以前から作成しているビールレシピ計算ツールです。元は初期比重とアルコールの計算だけやるものを作っていたのですが、少しずつ機能を追加して、色の計算や、IBUの計算ができるようにしました。わからない人には、何の値が入ってるのかさっぱりわからないかもしれませんが…


ではまた来週!

2014年6月10日火曜日

給水側工事の準備

昨日で排水側の作業が一通り終わり、今日は、給水側の作業をしていました。

部品を仮組みしたり、


それぞれの長さに合わせてホースを切ったり


実際の設置作業は、床を埋めるタイミングになるそうです。



2014年6月9日月曜日

排水管の工事

先週は、税務署からの指摘に対して、あれやこれやと、書類を修正して提出。今日はまた、お店の工事に加わりました。

先週、穴を掘っていた所の配管

トイレ周りの配管


キッチン周りの配管とグリーストラップ


醸造所設備付近の配管作業中のお二人を後ろから…


おまけ

今日は朝から汗だくの作業で、お昼寝の跡がくっきり…


明日は、水道側の作業となるらしい。





2014年6月2日月曜日

アルコールの分析

今日は朝から税務署に行って、言われていたドキュメントを提出したり、いくつか説明したりしてきました。

その中で指摘された一つがアルコール度数の分析。初期比重と終了比重からの推定ではダメで、出来たビールで計測する必要があるそうで、必ず聞かれるので準備しておいてください、とのことでした。

やりかたとしては「国税庁所定分析法」というドキュメントに測定方法が載っていて、蒸留してうんぬんという方法。さてどうしよう?カンピオンエールではどうやってるのか今度聞いてみよう、なんて思いつつ、会社に戻って社長に聞いてみると、

「蒸留装置なら会社にあるぞ」

ということでこんな感じのものがありました(ピンぼけ…)
グレーの部分がヒーターになっていて蒸留されたものが、左の管を伝っていきます。流石、水質調査会社なので実験機材は色々と揃っています。




測定は、国税庁規格のこれ「国税庁規格型酒精計(酒精度浮ひょう)」とか買わなきゃいけないのかな?

追記1:昨日は、けやき広場ビール祭りに行きました。もの凄い混雑具合でしたね!


追記2:2014/6/3
  1.   アルコール分析は製造所内でやらなければならないらしいので、会社から蒸留装置を持っていかなければならないようです。

      ※分析用に製造所外に持ち出す場合でも、外に出す際に税金が発生するのと、製造所外で水を混ぜたりすることが問題となる
      
  2. 国税規格の浮ひょうでなくてもいいと思うが再確認するとのこと。